朝霞市 田なか

子供からお年寄りまで

川越街道を上っていると、バイパスと旧道とに分かれる箇所がいくつかあります。私は、二車線の道をあまり好みません。流れの良い一車線なんてのが最高です。そんな訳で、英インターから直ぐ左に下りる旧道を、好んで使うのですが、朝霞市に入って暫くした所で、小綺麗なお蕎麦屋さんがオープンしたことに気付いたのは少し前のことです。

img_4842じつはこちらのお店、市内の他の場所で人気を博していたお店が移転をされ、名前も新たにオープンされたと知ったのはつい最近のこと。茅葺の蕎麦屋として、かなり口コミが広がっている様子で、それを偶然耳にしてから、俄然訪問欲が湧いてきての来店となりした。

img_4847外観は、白壁に瓦を取り入れた洒落た造りです。店内は今風の和風レストランといった趣で、店内中央に位置する席等は仕切りが工夫されていたりで、少しでも落ち着いて食事が出来る様にといった配慮がされているようです。

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入ってすぐ右手の旧道に面した席に通され、早速メニューを見ます。

img_4852img_4851img_4848img_4849まず感じたのが、メニューの豊富さです。蕎麦好きも、家族連れも共に納得出来てる程の種類が用意されています。手打ちから丼物、そしてデザートまで。美味しい蕎麦を提供する為に、つゆ物はやらないといったお店の反対にあるお店です。頑張ってますね。

そんな中から、外の幟にもあった新そばの生粉打ち(1080円)を二つお願いしました。一つは天付き(1836円)で。

しかし、新そばはプレミア感が凄いですね~。この時期だけそば粉の値段が上がるのか、普通のお蕎麦に使われているそば粉はそのままなのか。お米は銘柄自体で価格は決まっており、新米の時期だけ高くなるなんてことは、一般の消費者は経験しません。このカラクリは素人には知る術はありません。

この時、花番さんにかけ(626円)を後から一つ持って来て下さい、とオーダーしたのですが、怪訝そうな表情されてしまいました。

オーダーから20分で蕎麦が配膳されました。これだけのメニューがあるのですから仕方ないと思いましたが、ピークの時間帯の大変さを思うと頭が下がります。

img_4860その蕎麦は、丸抜きをかなり細かに製粉された様子で、ホシもかなり綺麗に取り除かれています。色は緑がかったとはいきませんが、やや深めの蕎麦色です。変に縮れることもなく、たおやかに盛られています。量的にも多めなのがよろしいです。

img_4861手繰り上げて近付けますと、そばの香りがしっかりと鼻腔をくすぐります。辛汁に付けずに口に運びますと、表面はツルっとしたものでなく、ほんの少しだけザワっとした感触。

img_4866やや芯が通って強めの歯応えで、プチっと弾けたのが伝わります。美味しいです。甘みも伝わって来て、噛んで楽しむ十割なんだなぁ~と。

ここで、辛汁を利いてみます。蕎麦猪口に注いだそれはやや薄めの色味で、見た目通り当たりも柔らかです。そして甘みが強い仕上りです。

img_4882ここに、蕎麦を半分程度浸して口に運びますと、あら不思議。確かに最初の半分は、もたつく感じですが、辛汁がのった所からツっツっと入ります。他の太打ちのいなかそばや、細打ちのもりとの相性は初来店の身では知る由もありません。新そばとの相性を狙ったものとは思いませんが、これはイケます。楽しくなって、またひと手繰りでモグっとしてツっツっとやって、歯応えと喉越しを楽しむ。美味しいですねぇ~。

と、生粉打ちを食べ終わる前にかけが運ばれて来ました。これはチト残念。いつも用心して、後から追加で頼むところを横着をしたばかりに。前回、雷門の絶妙のタイミングを味わったばかりなのでついつい。決してお店の方に非はありません。

甘汁に蕎麦だけのシンプルな姿は好みのもの。しかし、ほんの少し置いてしまい時間が経ってしまったのは残念です。

img_4889こちらは、生粉打ちではなく通常の細打ちが濃いめの色合いの甘汁に放たれています。手繰りますと、きちんとカーブを描きながら持ち上がってきまして、優しい歯触りで気持ちよく啜ることができます。ほんの少しだけ想定より柔らかくなっているようですが、これは許容の範囲内です。かけ蕎麦が美味しいところは嬉しいですね。

img_4890ただ、ただ、少し甘汁がしょっぱいようです。辛汁の仕上がりを考えますと、別のお蕎麦屋に来たようです。

薬味については、冷たい蕎麦と温かい蕎麦とで、あさつきと長ねぎを使い分けています。あさつきも、このくらい丁寧に細やかに刻んで貰えたら嬉しいです。山葵は、ツンっとして良かったですよ。他の店ではあまり見かけない、細かな黒い物が入ってましたが、最後まで正体は判らずじまいでした。

蕎麦湯は珍しくポットに入ってます。冷めなくて良いと思いますが、裏を返せばいつまでも熱いってことですね。

img_4894蕎麦湯は結構冷めにくいので、タイミングさえ間違えなければ良しなのですが、個人的にはこれもOKです。

最後に一つだけ。生粉打ちのもりですが、何故か熊笹の葉の上に乗っています。このお店の拘りなのでしょうが、まず無用の物と思いました。また、その下のすのこの向きがてんでバラバラなのもどうかと。自分が何事もずけずけ言えれば、次回来店時には「笹の葉は要りませんから」と言えるのですが。

img_4856メニューの豊富さ、店の作り、綺麗なトイレには授乳スペースまだある配慮。子供からお年寄りまで、みんなが満足できるお店としてお勧めです。

一、お店の雰囲気を味わう 7/10
二、冷たい蕎麦だけを味わう  16/20
三、蕎麦つゆにつけて味わう 17/20
四、温かい蕎麦を味わう 14/20
五、蕎麦湯を味わう 3/ 5
六、蕎麦の値段 5/10
七、技術とサービス 11/15
 合計 73/100

田なか

048(487)9601
埼玉県朝霞市栄町4-1-2
東武東上線朝霞駅より徒歩16分
営業時間  11:00~22:00
定 休 日  毎週火曜日 祝日を除く

2016年11月6日

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