秩父市 山麓亭

雲上のパワースポットにて

毎月朔日に、霊験あらたかなご神木が入った白いお守りを配布することで、最近有名な三峰神社に行って参りました。この地へは、十五年程前に雲取山に登ったとき以来。神社への参拝となりますと、二十四年ぶりとなります。

当時はパワースポットなる言葉もまだまだ一般的ではなかったように思います。様々な物や価値観が、ものすごい速さで移り変わる現代ですが、移り変わらないものがそこにはありました。

当日は、参拝後に秩父市街にてお蕎麦をいただく予定で出掛けたのですが、駐車場から澄みきった空気の中、参道を進みますと、右手に大きなお茶屋さんが。お土産屋さんを兼ねているらしく、そういえば昔来た時も立ち寄ったなぁと思っておりますと、店の奥に麺打ち場があるではないですか。思わず相方と顔を見合わせ、帰りに此処で食べても良いかもねとなりました。

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参拝も無事に終わり9時30分を少し回ったころ、お店の前に戻ってくると、トンットンットンッとリズミカルな音が聞こえてきます。上手ですね~。

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かなりのスピードです。これはもう、食べていくしかないねとなりまして、カウンターでお会計を済ませて、引き換え札を手に外の参道沿いのテーブル席に座りました。

image素晴らしい景色を眺めていますと、程なくしてお蕎麦がやってまいりました。

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こちらのお蕎麦は、噛んでいくと蕎麦の味がより楽しめる仕上がりでした。やや細めのそれを一手繰りしますと、しっかりとした食感が伝わってくる硬めのもので、香りは薄いものの、二度三度と噛んでいきますと蕎麦の旨味が広がります。

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辛汁は、濃いめで、突出することなく欠けることもなくと言ったらよいでしょうか。強いて言えば醤油感が出でいるものでした。こちらにチャッと浸して頂くと、あぁ大もりにすれば良かったなぁと思った次第です。

蕎麦湯の提供はありませんでしたが、蕎麦屋としての期待を大きく持って伺ったのではないので良しとしました。むしろ、手打ちの良き見本を見ることができ、かつ、期待以上に手打ちらしい蕎麦を頂けたので充分満足しました。

神々しいまでの大木の間を歩き、感銘に浸り、洗われた心持ちで御利益まで頂戴して、何かホッとしたあとに、蕎麦好きの舌を満足させる。日本人で良かったなぁと心から思えた時間を過ごし山を下りました。

帰り道には、秩父往還道の彼方此方のお蕎麦屋さんが開店をする時間と重なり、あっ、今度はここに来てみようかなどと楽しい想いに相方共々浸りながら、農作業へと車を走らせました。

三峰お犬茶屋  山麓亭

0494(55)0036
埼玉県秩父市三峰298-1
関越道花園ICより100分
営業時間9:00~16:00
定 休 日 年中無休

2016年6月12日

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