東御市 そば茶屋 さくら

センスの良い空間で頂く蕎麦

先日、結婚30周年の記念旅行に出かけてきました。サブテーマは勿論「信州の蕎麦を楽しむ旅」です。初日には、東御市の女性主人が営むお店に伺いました。この旅行に合わせて調べ、見つけたお店です。

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そのお店は、旧街道沿いの日当たりの良さそうな場所に在りまして、大きめの暖簾が直ぐにそれと教えてくれています。(当日はどんよりとした雲行きでした)中に入ると右に厨房があり、正面からカウンターが左手に伸びていて、ゲストが蕎麦を味わう空間へとつながります。我々は、街道に面した採光の良い大きな窓際のテーブルに案内されました。
注文は、八ヶ岳産のソバ粉を石臼で挽きあげた、更科と粗そばが味わえる逢わせもり(1250円)二つとかけそば(1100円)です。スタッフさんから、逢わせもりは通常の大盛りな感じですが宜しいですか?と説明を受けましたが、かけそばにもチャレンジです。

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先ずは、付出しの煮物です。薄味で美味しかったですよ。

image逢わせもりが運ばれてきました。二つの蕎麦がコントラストを奏で良い感じです。両方共に乱れは少々気になりますが、細切りに仕上がっています。らしく端正な面持ちの更科からひと口。

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喉越しは上々です。次に粗そばを。

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面持ちは更科と良く似ています。口に運びますと、これも良く似ていて、女性のなせる技か繊細な味わいで、噛み進めるとこちらの方が甘みを感じます。共にコシはありました。また、舌触りも滑らかです。ただ、二つの麺が並んだ時、比べずにはおられません。提供する側もそれを期待してのことと思います。であるならば、もう少しだけ違いが分かり易いものを私は好みます。
辛汁は、全体的に控え目な味で、味醂がたっている印象を受けました。蕎麦との相性からするとこうなるのかなと。
蕎麦湯は、こだわりを感じる深皿の器で提供です。粘度がかなり高かったのは、ピークを過ぎた時間帯でしたのでと、ひとり納得です。

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次に運ばれてきたかけそばを見て、オッと、少し驚きました。丼の中は、殆どがネギと青菜で占められています。それらをかき分け蕎麦を手繰り、そして甘汁を口に運びます。その甘汁は、今迄に無い味です。かなり薄い味です。店主にお話しを聞いたところ、かえしを使わずだし汁を主体に味を作っているとのこと。だし感とコクは深かったのでこれはこれで美味しかったです。

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ただ、麺、具材共に、ほんの少しだけ火が通り過ぎている感じです。一言で言えば、田舎のおふくろの味でしょうか。男性はこれに弱いのかも知れません。
一部に、蕎麦を味わうなら多少清潔感に欠けても、と言ったお店に行かれたことは皆さん少なからず経験のあることと思います。このお店の素晴らしさは、行き届いた清潔感に、店内の雰囲気、カウンターや什器、置いてある器などなどセンスの良さが光るところだと。女性店主の感性が感じられる空間でお蕎麦を頂く。ファンが多いのも頷けると思いました。

一、店の雰囲気を味わう 9/10
二、冷たい蕎麦だけを味わう 14/20
三、蕎麦つゆを付けて味わう 14/20
四、温かい蕎麦を味わう 13/20
五、蕎麦湯を味わう 3/  5
六、蕎麦の値段 7/10
七、技術とサービス 13/15
合計 73/100
 そば茶屋  さくら

0268(63)0041
長野県東御市加沢1406ー39
しなの鉄道  滋野駅より徒歩22分
営業時間      11:00~16:00
定 休 日       毎週火曜日

2016年2月20日

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